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07/25 Sun

飛鳥の遺跡を学ぶ

2021年度 考古学講座(第2回目講演「飛鳥の時間を刻む」)

EVENT
飛鳥の遺跡を学ぶ
DATA
OPEN/START
13:00/14:00
ADV./DOOR
一般 ¥1,000(資料代含む)/学生 ¥500(資料代含む)
LINE UP
INFORMATION
古都伝承プロジェクト実行委員会/0742-25-4873(10:00~17:00)
講師プロフィール
相原嘉之/あいはらよしゆき
奈良大学文学部文化財学科准教授
1967年、大阪市に生まれる。奈良大学を卒業後、奈良国立文化財研究所・滋賀県文化財保護協会・明日香村教育委員会文化財課長を経て、現職。藤原宮跡・酒船石遺跡・キトラ古墳・高松塚古墳などを調査し、王宮・王都からみた律令国家成立過程について研究している。主な著書に『飛鳥・藤原の宮都を語る』『古代飛鳥の都市構造』などがある。

第2回目講演概要 「飛鳥の時間(とき)を刻む」
時の記念日(6月10日)は、天智10年(671)4月25日(旧暦)に漏刻(水時計)を作ったことを記念して制定したものです。しかし、日本で最初に漏刻を作ったのは、斉明6年(660)5月でした。その遺跡と考えられるのが、特殊な構造をもつ飛鳥水落遺跡です。では、どのような検討を踏まえて、ここが漏刻跡とわかったのでしょうか。当時の時刻制とは、どのようなものだったのか。そして、漏刻が設置される背景には、どのような政治意図があったのかなど、漏刻のもつ意義について考えていきます。
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