スケジュール
01/21 Sat
飛鳥の遺跡が語るもの
2022年度 考古学講座
EVENT
DATA
- OPEN/START
- 13:30/14:00
- ADV./DOOR
- 一般 ¥1,000(資料代含む)/学生 ¥500(資料代含む)
- LINE UP
- INFORMATION
- 古都伝承プロジェクト実行委員会/0742-25-4873(10:00~17:00)
講演概要 「皇后・鸕野讃良の宮か?」
飛鳥京跡苑池の調査が一段落したことを受けて、飛鳥宮跡の調査が再開しました。ここは舒明・皇極・斉明・天武・持統天皇の王宮が重複して設けられていたことから、「飛鳥宮跡」と総称しています。この内郭の北西隣接地で大型建物が見つかったのは10年ほど前のことです。王宮の正殿よりも巨大な建物の性格が注目されましたが、今回はその周辺を調査し、整然と並んだ新たな建物が見つかりました。ここは一体何なのか? 様々な見解がだされる中、正殿に匹敵する建物を使用するのは、天皇あるいはそれに準じる人しか考えられません。今回は、皇后・鸕野讃良宮説を提示し、改めて鸕野讃良の存在を考えてみたいと思います。
飛鳥京跡苑池の調査が一段落したことを受けて、飛鳥宮跡の調査が再開しました。ここは舒明・皇極・斉明・天武・持統天皇の王宮が重複して設けられていたことから、「飛鳥宮跡」と総称しています。この内郭の北西隣接地で大型建物が見つかったのは10年ほど前のことです。王宮の正殿よりも巨大な建物の性格が注目されましたが、今回はその周辺を調査し、整然と並んだ新たな建物が見つかりました。ここは一体何なのか? 様々な見解がだされる中、正殿に匹敵する建物を使用するのは、天皇あるいはそれに準じる人しか考えられません。今回は、皇后・鸕野讃良宮説を提示し、改めて鸕野讃良の存在を考えてみたいと思います。