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11/28 Sun

飛鳥の遺跡を学ぶ

2021年度 考古学講座(第4回目講演 女帝の王宮『小墾田宮』)

EVENT
飛鳥の遺跡を学ぶ
DATA
OPEN/START
13:00/14:00
ADV./DOOR
一般 ¥1,000(資料代含む)/学生 ¥500(資料代含む)
LINE UP
INFORMATION
古都伝承プロジェクト実行委員会/0742-25-4873(10:00~17:00)
講師プロフィール
相原嘉之/あいはらよしゆき(奈良大学文学部文化財学科准教授)

1967年、大阪市に生まれる。奈良大学を卒業後、奈良国立文化財研究所・滋賀県文化財保護協会・明日香村教育委員会文化財課長を経て、現職。藤原宮跡・酒船石遺跡・キトラ古墳・高松塚古墳などを調査し、王宮・王都からみた律令国家成立過程について研究している。主な著書に『飛鳥・藤原の宮都を語る』『古代飛鳥の都市構造』などがある。

第4回目講演概要「女帝の王宮『小墾田宮』」
推古天皇は、我が国ではじめての女性天皇であり、東アジアをみても、もっとも早い時期の女帝であることがわかります。その女帝の王宮は「小墾田宮」でした。第1回の遣隋使(600年)以降、冠位十二階や憲法十七条の制定、大道の設置、史書編纂など、短期間に新たな政策を実施してきました。小墾田宮の造営も、これらの政策の一環であることから、新しい政治体制にふさわしい、本格的な王宮を目指したと考えられています。しかし、小墾田宮の場所や構造などは、まだわかっていません。今回は、小墾田宮の構造や場所を特定することにより、国家形成の最初の一頁を考えてみたいと思います。
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