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05/23 Sun

飛鳥の遺跡を学ぶ

2021年度 考古学講座(全6回)

EVENT
飛鳥の遺跡を学ぶ
DATA
OPEN/START
13:00/14:00
ADV./DOOR
一般 ¥1,000(資料代含む)/学生 ¥500(資料代含む)
LINE UP
INFORMATION
古都伝承プロジェクト事務局/0742-25-4873(10:00~17:00)
講師プロフィール
相原嘉之/あいはらよしゆき
奈良大学文学部文化財学科准教授
1967年、大阪市に生まれる。奈良大学を卒業後、奈良国立文化財研究所・滋賀県文化財保護協会・明日香村教育委員会文化財課長を経て、現職。藤原宮跡・酒船石遺跡・キトラ古墳・高松塚古墳などを調査し、王宮・王都からみた律令国家成立過程について研究している。主な著書に『飛鳥・藤原の宮都を語る』『古代飛鳥の都市構造』などがある。

講演概要:「古代高速情報伝達網を構築する」
今年の1月に高取町で、特異な構造の遺跡(佐田タカヤマ遺跡)が発見されました。その立地や施設構造からみて、古代の烽(狼煙台)の遺跡と推定されます。これまで古代の烽については、律令に規定が記されるものの、その実態については明らかではありませんでした。しかし、今回の発見により、烽の構造を明らかにすることができます。さらに飛鳥周辺には「ヒフリ山」の地名が多く残されており、これらも烽と考えることができます。これらのネットワークを復元することにより、飛鳥時代の情報伝達の方法について考えてみたいと思います。
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